インフルエンザの感染者数状況を調べていたら「ある事実」を発見。
- 参考:札幌市衛生研究所
- URL: http://www.city.sapporo.jp/eiken/infect/trend/graph/l501.html
「ここ数年間、札幌は1年間隔で大流行を繰り返している」
具体的に札幌市の年度別インフルエンザ患者数を見てみると、
2017年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は5203人。
北海道は全国平均で見ても感染者数は少なく、例えば第4週(1月23日~29日)の定点あたり報告数は「全国平均39.41」に対し「北海道16.65」。
2016年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は12469人。
この年は4週目(1月25~)から一気に急増、大流行しました。
2015年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は4390人。
この年は1000人/週を超えることなくインフルエンザ流行らず。
2014年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は8916人。
2014年のデータです。例年に比べ年序盤は患者数少なく、5週目から流行入りしました。ちなみに8週~9週目も2000人台/週と収まらず、長期に渡って継続。
2013年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は6292人。
2013年は3週目から1000人台と流行の兆しを見せたものの、感染広がらずそのまま収束しました。
2012年
(出典:札幌市衛生研究所)
第1週から7週までの合計は12279人。
4週目から倍増し、ピークは3000人台/週を超えています。
結論
どうも1年間隔で「流行する年」「しない年」のサイクルを繰り返しているようで、
※大流行した翌年は免疫を持つ人が多く、ウイルスの人⇔人へ感染が起きにくい・・・という理由からなのでしょうか。
最後にこの流れで行くと、
「2018年は大流行する年」
と予想できます。